ゴミ屋敷の掃除が生きがいになった私

今から20年以上前のことです。
私の家の近くには、歳の近い従妹の家がありました。
祖父がお金持ちだったため、結婚祝いに私達孫の家をそれぞれ建ててくれました。
家は近いといっても数多い従兄妹の内のひとりに過ぎず、それほど付き合いが濃かったわけではないのですが、私は日に日にゴミ屋敷化してゆく従妹の家に心配していました。
50坪ほどの庭付きの家。その庭がゴミ袋で溢れ出していたからです。
ゴミ袋にゴミをまとめているのだからゴミの日に出せばいいのに、門を締め切ったまま庭に置きっぱなしにしているので、日に日に増えて行き、庭はすぐに地面が見えなくなりました。
噂を聞いたのか、祖母から様子を聞かれてありのまま伝えると、「みんなで掃除をしましょう」とうことになりました。
翌日、とりあえず私の家におばさん達が集まり、従妹の家を掃除することになりました。
庭だけでなく、やはり家の中もゴミだらけ。
祖母の指示のもと、みんなで大掃除をしました。
最初はこんなにゴミだらけの家がキレイになるのかとウンザリしていましたが、始めてみると、どんどんキレイになってゆく部屋にいつしかやりがいのようなものを覚え、片づけ終わった後には達成感を感じていました。
なんだろう、すごく気持ちいい。
それから私は清掃業務のパートをするようになりました。
汚ければ汚いほどやりがいと生きがいを感じています。